もう「OPAC」という言葉は使わない。これからの検索は「ディスカバリー・インターフェース」で。

6月に聞いたお話が、文献としてまとまっていました。


“九州大学附属図書館におけるCute.Catalogのデザインと開発 OPACからディスカバリ・インターフェースへ”
兵藤 健志, 工藤 絵理子, 越戸 陽子, 牧瀬 ゆかり, 井川 友利子, 大村 武史, 片岡 真, 星子 奈美, 寺田 良司.
情報管理. Vol. 53, No. 6, (2010), 311-326 .


「もう“OPAC”という言葉は使いません。
これからは“ディスカバリーインターフェース”と呼ぶことにします。」
と最初に宣言されたことが強く印象に残っています。


このディスカバリーインターフェースに入れることができそうなものは
いまのところ、リポジトリの文献データのようです。


Ciniiのデータや契約DBのデータまで入れられるようになれば
統合検索の窓口としての力を発揮できるようになるのでしょうね。
他にも、機関で作成している独自のデータがあれば、それも入れて。


何を入れて、どのように使っていくのかを考えないといけないですね。


学術情報セミナー「図書館・情報サービスとユーザー」
〜学術情報アクセスへの新たなアプローチ〜
【開催日】 平成22年6月22日(火)
【場所】 九州大学中央図書館 4F 視聴覚ホール


第1部 「みんなで学ぼう!ディスカバリーサービスって、なに?」

(3)事例報告2 「ディスカバリインターフェース構築について」
      井川友利子(九州大学附属図書館利用支援課)
      越戸 陽子(九州大学附属図書館医学図書館)